2026/02/28 23:28
前に続いて信楽焼の魅力です。
一言でまとめると「土そのものの力強さと、偶然が生む表情の豊かさ」にあります。
日本の工芸を深く理解している人ほど、その“素朴さの奥にある計算された美”に惹かれるはずです。
信楽焼の魅力
1. 土の質感が生む“原始的な美”
信楽の土は粒子が粗く、石英の粒が多く残るため、焼き上がりに独特のざらつきや温かみが出ます
触れた瞬間に「土の存在感」が伝わります
工芸品というより“自然の一部”を手にしているような感覚があります
2. 窯変(ようへん)のドラマ性
信楽焼の最大の魅力とも言えるのが窯変です
炎の流れ、灰の降り方、温度の揺らぎがそのまま器の表情になります
同じ形でも二つと同じものが生まれないのも信楽焼の特徴です
作り手の技術と自然の偶然が共演する、まさに一期一会の美ですね
3. “わび・さび”を体現する色合い
落ち着いた赤褐色(火色)
灰が溶けてガラス質になったビードロや
焼き締めによる深い焦げ
これらが重なり合い、静かで奥行きのある外観をつくります
4. 用途の幅広さと丈夫さ
高温で焼き締めるため耐久性が高いのも信楽焼の特徴です
茶器、花器、食器、傘立て、狸の置物まで幅広い作品が作られています
日常使いにも、空間のアクセントにも馴染みます
5. “生活の中で育つ”器
使い込むほどに色が深まり、手触りが柔らかくなります
まるで器が持ち主の生活に寄り添い、変化していくような感覚があります
工芸品でありながら、生活とともに成長する存在です
ひとくちに磁器、陶器といっても、それぞれいろんな特徴があるものですが、
信楽焼は味わい深さも教えてくれる稀有な焼き物です。
みなさんも信楽焼の魅力を存分に味わってみてください。
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