2025/02/19 15:18
ガラス製品は急な温度差や高温に弱いのが特徴です。
そのため、お湯をかけたり食洗機を使ったりすると傷や破損につながります。
(耐熱ガラスや食洗機使用可能と書いてあるものは除く。)
ガラスの傷は曇りの原因にもなりますので、美しい外観を長く楽しむためにもきちんと手入れをしていきましょう。
通常のガラスの洗い方・お手入れについてみてみましょう。
まず取り扱い方ですが、繰り返しになりますが、
・熱湯には使えません。
・電子レンジには使えません。
・食洗器には使えません。
これは、確実におさえておきたいポイントです。
逆に言えば、これだけおさえればOKです。
要するに、一般的なガラス製品と同様の取り扱いになります。
■切子全般のお手入れ
具体的にどのようにすればよいのでしょう。
切子には、カットによって生まれた突起があります。
それがかけたり、ガラスの表面が傷ついたりしないよう、やさしく丁寧に扱いましょう。
他の食器にぶつけないことはもちろん、テーブルなどに置く時も、やさしく丁寧に置くようにしましょう。
また、ガラス製品は表面の細かい傷で曇ったりするので、やさしく洗います。(拭くときも同様。)
切子のお手入れに必要なものは、
・柔らかい清潔な天然素材の布
ナイロンの生地だと傷がつくことがあるので、綿など天然繊維のもので、清潔な布を使いましょう。
・亀の子たわし
たわしは、細い溝に入った汚れを落とすのに使います。
金属やナイロンでできたものは、ガラスの表面に傷をつけることがあるので、
シュロやパームという植物からできた亀の子たわしを使うと良いでしょう。
・食器洗い用の中性洗剤とスポンジか布
研磨剤の入ったクレンザーは表面を削ってしまうので絶対に使わないで下さい。
食器洗い用の中性洗剤と、やわらかい食器洗い用のスポンジか布で洗います。
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